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心ころころ

カテゴリ : お山生活 2019.06.27

雨期に入り、お天気が不安定な毎日。
豪雨になったり、急に暑くなったり。
ドンよりとしたお天気が続けば、なぜか気持ちまで沈みがち。
晴れ間が続けば、いつの間にやら気持ちも清々しく、
エネルギーが湧いてきます。

人間の心なんて、当てにはなりません。
いいことが起きれば、ワクワクしてくるし、その直後に嫌なことが起きれば、途端に気分まで変わってしまう。
心の動きなんて、つねに一喜一憂している。
いつもころころ変化しているものなのです。
ならば、そんなもんなのだと思って付き合っているほうが
よほど気が楽になる。

梅雨の時期は、どうもそんな心に惑わされて、気持ちが左右されがち。
理由をつければ、なんでも気分は沈めるものだと思うこと。
「雨だから憂鬱」「なんとなく暗い空だから気持ちも落ち込む」
「なんとなく気分が上がらない」「寒いから気持ちまで縮まってしまう」
理由づけはいくらでもある。

でも、それを訓練して、そう心が怠けようとしたら、
気分のいいことを考える。
テンションのあがる音楽を聴く、楽しくなる本を読む。
掃除をしまくる。
そんな自発的な行動をするだけで、いつの間にか心は気分のいい方向へ向かっている。
そんなもんなんですよね。
だから、ころころ変わる心にいちいち従わない。
このことを訓練して、笑顔で楽しく過ごしていくと、
一日一日が大切に感じてくる。

心なんてころころ変わるもの。
だからこそ、自分の機嫌くらい自分でとれるようにならないとね。