SUMIBITO

食べかけへの愛、それから no.3

カテゴリ : 住む人日記 2019.02.28

第3回:飲みかけのジョッキビール。

先週末、せっかくだし車借りて出かけようかと、静岡まで羽を伸ばして来ました。今日はそこで飲んだ、飲みかけのジョッキビールにまつわる小話をしたいと思います。早速ですが、皆さんは、この写真にあるジョッキビールをどのように捉えますか?

「もう、半分しかない」

あるいは、

「まだ半分もある」

これらのどちらかを思うのではないでしょうか。もうこれだけしかないと捉えると、不足しているという少しマイナス意味合いと、その一方で、まだこれだけもあると捉えると、少し前向きな印象を受けます。

ジョッキ残っているビールの状況は同じでも、捉え方次第で見えてくる世界も違うはずです。以前、山口周さんの著作の中で、こんな言葉を見つけました。

「自分の見ている世界は、自分で作っている世界である」私はこの言葉に出会った時、とても腑に落ちました。それ以来、苛立つ時、苦しい時や辛い時、自分の中で何度も繰り返しこの言葉を説いています。(気になる方は山口周さんの本、武器になる哲学をお読みください。)話は戻りますが、ジョッキに入っているビールをみて、

半分しかない

それとも、

半分もある

つまりこれは、目の前の事象に対し、それをどう見て、捉えるかは自分次第ということです。どちらが良い悪いかではなく、要はバランスが大切だと私は思っています。

この話の続きはまたどこかで。家とのつながりについてもまた次回。話が飛躍してしまいましたが、ビールジョッキから見える世界についてでした。

 

 

住む人編集部 N.H