生き方も、かんがえる。
カテゴリ : お山生活 2017.07.02
今年も、もう折り返し地点を過ぎて7月に入った。
時間は刻々と過ぎていくのに、日々はなんとなく終わって行ってしまう。
「ああ、もう一日が終わる」
「明日は、もう月曜日か」と。
1日、1週間、半月、1ヶ月と、どんどん仕事ややることに追われ
時間は過ぎて行ってしまうもの。
今年に入って、私自身もそして親しい友人らも、
同じことを口にするのだけれど、
「自分の残された人生を、どう生きるか?」
それが、今一番大きなテーマになっている気がしています。
昨日も、そんな話に共感したばかり。
家族のため、会社のため、仕事のためと、
もちろん自分を犠牲にしているとは思わないけれど、
なにかと、自分をちょっとそっちのけにしてしまうことの多い40代。
それは、女性でも男性でも同じこと。
ふと気づくと、たった1度しかない自分の人生を
本気で楽しんでいるのだろうか?
そんな風に思う年代なのかもしれない。
仕事も家族も大事なのだけれど、やっぱり自分という一人の人間として
どう生きたいのか。
これって、とても大切なこと。
だって、人生は1度きり。みんな同じように終わりがやってくる。
自分の命だけはなんとなく、永遠に続くような錯覚が起きてしまうけれど、
死に向かって、着実に時を刻んでいる。
人の命は、なんとまああっけないものかと思う出来事が、
たくさん起きているのも事実。
今の一瞬一瞬が、本当はとても大切で、実は1秒後の自分の身になにが
起きるかすら誰も知らない。
人生ははかない。
今、そのことに気付いている自分自身に、目を向けています。
自分がやりたいこと、やってみたいこと。
自分が夢中になれること。
そんなことすら、忘れていた人も多いかもしれないけれど、
思うことがあったら、行動を起こす。
会いたい人に会うこと、行ってみたい場所に行くこと、
やってみたいことを始めること。
学びでもいいし、遊びでもいい。
自分勝手になれということではなく、自分らしく生きることに
目を向ける。
そして、とても大事なことは、家族一人一人が正しく自立していること。
共同体でありながらも、お互いを尊重しあって、独りの人間として
依存でなくて、自立して共存する。
ちょっと猫的共存にちかいかもと、ふと思う。
でも私は、家族の在り方として、とても大事なことだと思う。
それがあってこそ、それぞれが自分の人生を充実させることが
でき、なおかつ家族も幸せであり続ける形かと。
「残りの人生を、自分のためにも使う。」
簡単なようで、あんがい難しいことでもある。
でも、時間はどんどん過ぎていくのだから、暮らし方も含めて、
自分自身の生き方も一緒に、
改めて考えてみるのも、またいいかもしれない。