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独りの時間を過ごす家

カテゴリ : ちびスケ 2017.02.03

独りの時間を過ごす家。
夫婦だけで過ごす家。
もう、大きな家じゃなくていいよね、と思いがよぎる。
必要な道具や、洋服、思い出だけが、側にあればいい。

子供や、親と同居の時は、それぞれの部屋が必要であり、
家族が集う広さの居間や食堂が必要。でも、ふと気づくと子供らは独立をしたり年老いた両親は他界していたり。
「広いな」
利用する予定が無い部屋が、1つ2つ。納戸化している寝室。
それでも、掃除や窓の開け閉めは必要となる。2階に住人の居ない部屋。
「今日は窓をあけないくていいか…」
カーテンが閉ざされつづける部屋。空気が停まっている。

思い切って身辺整理が必要と思う人、気づいている人が居るのでは?
身辺整理って、ただ捨てるだけじゃない。必要としている人へ渡したり、大事に使ってくれそうな人の手へ渡すのも良い。
自分の側にやってきた物たちを思い出し、感謝し、そして次へ。

スッキリとした空間の中で、家事に追われない時間を過ごすと、質の良い時間を過ごせることに気付く。その時間、何につかいますか?趣味に使う時間が、たっぷり産み出たことで、自分の今までを思い返す事もできる。「こんな事、久しぶりだ」

読書する時間
手間暇かけ保存食を作る
目の前の風景の絵を描く
車の部品や道具を磨く
植物を育てる
楽器を奏でる
久しぶりに手紙を書く
動物達とたっぷり触れ合う

時間に追われていた過去から、時間を活用し豊かな時間を過ごしてほしい。そんな提案がちびスケにはあります。