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北の国から

カテゴリ : 住む人日記 2018.02.12

北国から、帰ってきました。

空から眺めた雪原は北海道。
どこまでも白い原野に、一本、二本、三本と佇む木は可憐でした。
江別を尋ねると、雪道に残された人の歩いた痕跡は幻のようでした。

車掌から見た雪街道は盛岡。
冷たい空気を切って活気よく生きる人々に、東北の強さを見ました。
光原社が注文の少ない出版社から、民芸を牽引する存在になったのも納得です。

張り詰めた空気の中をしんしんと降る雪。
1mを超える積雪は町と世界を分断し、閉塞感すら漂います。
北国の人々が我慢強く丁寧であるのは、冬の凄まじい苦労を生れながら体験しているからなのでしょうか。

さて、今日は短いですが旅の備忘録をまた次回に。
光原社やじゃじゃ麺の話など、書きたいと思います。
来週からは、三重県です。
慌ただしくて、すみません。

住む人編集部