人生100年時代を生きる
カテゴリ : お山生活 2018.04.12
先日、知り合いの整体師さんに、ちょっと体を見てもらいました。
その日は疲れのピークを抜けて、幾分体が楽になっていたはずですが、
身体と感覚は違うものですね。
なんとなくだるい自覚はもちろんありますが、
身体の凝り固まり、私自身が気づいていない状態。
その日、何名もの治療をした中で、一番悪いと言われてしまった。
これをこのままにしておくと、やがて病気へと発展していくわけです。
いわゆる「未病」の状態で、いかに矯正を行い、体をもとの状態へと
整えていくか。
それが、彼の目指すところの治療なんだそうです。
始めはゆるゆると、あまり力を入れずにまずは体を緩めていく。
そこから今度は、矯正をしながら筋肉や骨格を正しい位置に戻していき、
不調を取り除いていくのだそう。
ぐいぐいと押して、筋肉のコリを取ることは、決して得策ではない
といいます。
まずはこんな方は、要注意。
最近なんとなく体がだるい、疲れやすい、頭痛や肩こり腰痛、不眠等、
体の不調を感じることはないだろうか?
病気でもなんでもないのに、このような自覚症状があるのだとしたら、
これが「未病」の状態です。
原因は加齢、疲労過労、ストレスだったりして、
人それぞれ症状が違うのだが、
健康を維持するには、これらの症状をいちはやく取り除くことが
大切なポイントになるのだそう。
今ようやく、「未病」という概念が浸透してきている気がします。
取り除くためには、なにが原因なのかご自分の体としっかり向き合って、
今自分の体がどういう状態なのかを、自分で知ることが大事だということ。
そんなわけで、長い間未病的体調だったのですが、
彼の治療とともに、パーソナルトレーニングを受けることにしました。
私も、もう50歳が身近になってきました。
健康について、なかなか思い通りにならないことも出てきた中、
週末、ある学長さんのお話を聞く機会があり、こんなことを
話されていました。
寿命年齢に対して、健康寿命が約10年も低い現実について。
女性も男性よりも寿命が延びているわりには、健康寿命が延びていない
日本社会。
いくら寿命年齢が延びても、健康でなければ意味がないだけでなく、
人生100年時代を生き抜く鍵は、自分の健康と知識に、
自分投資する時代だとも。
頭も体も、フルに活用できるよう鍛えていきながら、
生涯現役を目指してこそ、
有意義な人生となるのではないでしょうか。
整体師さんも、こう話します。
「今こそ筋肉を貯筋して健康で不自由のない生活を。
自分の体に自己投資を。
知識と経験と健康を。」
いずれにしろ、ストレスは万病の元。
だからといって、ストレスフリーにはなかなかなれない現代社会。
ならばこそ、やり直しがきくこの年齢で、
私も自己投資としてのきちんとした健康管理と共に、
自然とよく触れ合い、心も身体もリフレッシュさせながら、
健康というベースのもので、日々、勉学に仕事にと励みたいと思う、
新しいスタートの幕開けです。