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引き寄せられて京都へ

カテゴリ : お山生活 2017.04.16

ここ数年、何がきっかけだったのかさえ記憶にないのですが、
京都に恋焦がれて
机上で、あれやこれやと思いを巡らせる日々。
絵との関わりは、当然大きかったとは思いますが、それ以上に
強い引き寄せがあったのかもしれません。

しかし、愛犬の病気やら仕事の関係やらで、
なかなかタイミングが合わずにいたけれど、
先日ひょんなことから、急きょ京都へ行くことになり、ようやく都入り。
実は私、京都へ行くのが30年ぶり。
なんと修学旅行以来。
なのに、なぜでしょう。

急に京都で暮らしてみたい衝動が止まらなくなり、本やら京都が舞台の映画やら見続けた日々。
時間が立つにつれて、京都との関わりが増えていく自分自身。

この想いを確認する旅でしたが、やっぱり大好きでした。
その2回目の京都は、偶然にも桜が満開で出迎えてくれ、
より気持ちが高鳴ります。
移住をするわけではないけれど、自分なりに惹かれている理由を探す時間。

今回は、暮らすように泊まることを大切にしたいと思い、
町家をリノベーションした宿泊施設を利用。
気になる絵師にまつわる寺をめぐり、友人に会い、
地元の人が使うお店で食事をし、
自分が感覚的に好きな地域を探す旅でした。
1泊2日なので、行かれない地域も多かったけれど、
京都という本物の歴史がある街の良さを感じつつ、
鎌倉で暮らす私たちが、ジブンゴトとしてできることはなにか。
そんなことを考える機会に出来たことは、大きな収穫です。
鎌倉も大好きな街。
でも京都は今後私の人生に、大きく関わる気がしてならない場所だと、
確信している自分。
なぜでしょう?
それは、まだ何も始まっていないからわかりません。
引き寄せられるかのように、シンクロも重なり、
何か呼ばれているような、そんな思い。

「あなたのことが好きです」と、まだ言い切れないところから、
久々にお会いして、この胸の高鳴りは本物だったと。
そんな熱い恋心を、確信した京都という街。
数年後、自分がどんな関わり方をしているのか、
非常に気になりつつ、都を後にしました。