SUMIBITO

梅雨の足音

カテゴリ : 住む人日記 2017.06.12

檸檬の酸っぱい味が、すっきり気持ちの良い季節になって来ました。今年も、半分が過ぎようとしていますね。
冬から春に変わる時、外に出れば草木の匂いが香るようになります。春から夏になる時は、花や土、湿度が纏う独特な香りだったり、さらに強く匂いを感じるようになる。季節が巡ると自分も生きているのだと感じます。
日々の暮らしに置き換えると、料理の後のゴミの処理だったり、お弁当の中身や食器棚に入れておいたパン、洗濯物の乾き具合など、衛生面で気抜けできない季節になってきました。
少々厄介ではあるのですが、これもまた季節を教えてくれる事柄ですね。

GITAKUの家は、これからますます住みやすい季節になって行きます。
木の家は湿気を良く吸い、熱気を程よく逃してくれる。窓から差し込む光や風は、自然の移ろいを目耳に肌にと感じさせてくれるはずです。鎌倉山のオフィスでもその心地よさは感じて頂けるので、よければ遊びにいらしてください。
鎌倉の夏は暑いので、これからの季節がオススメです。そのうち、紫陽花や凌霄花が綺麗に咲き出すはずですよ。

さて、住む人編集部では、9月末の第二号の発行に向けて取材が始まりました。今回は、「食べること」をテーマに、レシピ云々ではなく、食事という行為から、日々と暮らしと住まいについて考えていこうと思います。今回もじっくり丁寧に、編んでいきます。オンラインストアも、少しづつ準備を進めていますので、今しばらくお待ちください。吉祥寺の書店、百年さんでは完売となっておりましたが追加で取り扱い頂いております。
お近くの方は、是非。

季節の変わりめ、どうか皆さんも体調崩されませんように。